ADCメインのLoL独り言

League of Legends のしがないADCメインが細々と書きます

第一回コーチング(テスト)

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 今回はツイッターのフォロワーの方にご協力をいただいて、動画を撮っていただきました。こちらの動画内容をもとにどういった点が良かったのか、悪かったのか解説し改善点を見つけるという企画(?)です('ω')

 

 SoloQなので今回はチーム構成などについては触れません。まずはピックされたチャンピオンVel'Kozと対面Vladmirのレーンマッチアップについて見ていきます。

 

Vel'Kozの特徴

 高いポーク性能とスキルコンボによるバーストダメージ。ウェーブクリアもそこそこ早く、敵をmidにくぎ付けすることに長けている。純mageらしく、タワーシージや自チームエンゲージからの集団戦など攻めには非常に強いが、半面逃げスキルがなくCCも即発動ではない地点指定のEのみのためキャッチやアサシン、劣勢時の集団戦には非常に弱い。序盤から取った有利を転がす必要がある分かりやすいチャンピオン。

 

Vladmirの特徴

 とにかくサステインが高く、序盤の生半可なハラスではすぐに持ち直せる。ターゲット不可スキルも併せてガンクにも対処しやすい。

 ビルドが流動的なのも特徴で、topもmidも対応できるflexさを持つ。ダメージビルドはもちろん、タンク装備を積んでも強いので状況に応じて柔軟に対応できる。

 

 マッチアップの内容としては、序盤プッシュ力が低いVladに対して長いスキルレンジで一方的にハラス&プッシュができる有利なマッチアップ。できればlvl6前に一度相手をリコールさせたい。させることができれば経験値やGold差をmid周辺の視界確保に生かしてさらに相手を腐らせることができる。

 VladのスペルはTPではなくゴーストのため、相手が最低でもアイテム1つ+靴を完成させるくらいまではかなりアグレッシブにプレイできる。押し付ければロームもできないので自分がロームすることもできるし、jgと一緒に敵jgに入ったりひたすらmidにプレッシャーを与えるのもいい。

 

 ここからは内容についてお話します。

 

序盤~

 先に述べた通りスキルレンジは圧倒的に有利なため、ハラスはできれば交換にならないようにしたいところ。試合全体を通して相手のQをもらってこちらがQWを入れる形が多いので、交換としては有利に見えるがVladは簡単に回復し、マナコストもかかっていないため有効打にはなり得ない。パッシブの関係上ハラスするときはできるだけ3度スキルを当てたいので、Qでスローをかけてから確実にWを当てる・もしくはWがヒットしたのを見てからQを当てるなど複数回ヒットするよう工夫してスキルを回す。対Vladの場合いつも以上にスキルハラスの正確性には注意したい。

 確実に当たるとき以外はスキルをむやみに撃たない。レーン戦で最もわかりやすい確実にスキルを当てられる瞬間は相手がCSを取る瞬間。その瞬間だけはどんなに上手い人でも動作が停止する。そしてCSを取っているので反撃もできない。一方的にダメージトレードができる分かりやすい機会だ。

 明確な目的があるとき以外はスキルでCSを取らない。Vladだからということに限らず、スキルでのCSは序盤では特に信頼性が低い上に、貴重なダメージトレードの機会を自ら損失していると言える。即座にプッシュしてほかの行動をしたいだとか、どうしてもスキルを使わなければCSが零れるとき以外は使う必要はない。AAで安定してCSを取ることはADC以外でも一番重要で基礎的なスキル。

 

 2:40付近で敵のレイス下にワードを刺したのは良い判断。現在の序盤のjgルート的にはtopに行くことが多いが、midに来ることも十分考えられる。ただ、相手はCho=Gathでブリンクがない。topに行こうとしてできなかったので川から流れてくるということも十分にあるのでバロン右下のブッシュなどが一番安定しているかもしれない。ただCSや経験値を損失しかねないので置いただけでgood。

 

 マップを見たりpingを撃つ時間でCSを損失しているケースも多く見られた。もちろんマップを確認したり敵の情報を伝えるのも重要でよい心がけだが、それもCSをしっかりとれていればこそ。取るCSがなくなる時間というのは必ずあるのでその時に確認するようにしたほうが良い。

 

 7:35~の戦闘。自身のQがなく、VladのQのスタックがある状態でオールインを仕掛けるのはかなりもったいない。最低でも自身のスキルがすべて使える状態で入りたい。ただ、VladのWがなければキルを取れた可能性もあるシーン。VladのWはかなりCDが長いので一度使わせてから上がるまでの間にオールインするようなセットアップが欲しい。正確な数字を知らなくてもVel'KozのEより長いことは想像がつく。今回の相手は無意味にWを出している場面も多いのでそういうセットアップも誘わずとも作れたのではないだろうか。

 ただ、相手もultを使っていないので使われていたら確実に負けていた。なし崩し的に開戦する前に本当にこの勝負勝てるのか?もう一度考えたほうが良い。

 

 1stリコールのアイテムは問題ない。私がやっていてもこれを買うと思う。ただ、ピンクワードは必ず1つは買う。これはどんなチャンプ・ロールでも絶対条件。特にプッシュが強いチャンピオンは視界を積極的に取らなければならない。敵の赤バフ裏のブッシュやドラゴンリバーのブッシュ、敵ウルフ裏のブッシュなど敵jgのルートが見えやすい場所に刺す。

 

 このリコールの間、1waveロストしている。これはプッシュの状況としてはVel'Kozがリコールし始めた時点で敵タワーに押し付けられる格好だったものの、Vladが若干ミニオンをタンクして損失なく押し出したためである。つまり先のダメージトレードがVladにとってさほど痛いものではなかったという証左になる。

 レーン復帰後のプッシュも、Vladがリコールしていることはほぼ100%間違いないので積極的にスキルを使ってプッシュして先ほどロストした1waveを返す必要がある。ここは少しもったいない。途中からスキルでプッシュをしているが零れも多い。

 

 9:20~topへのローム。タイミングは非常によかったが、如何せんスキルが当たらない。Trynへの恐怖心かかなり焦ったスキル撃ちになっている。冷静に撃てばもう少し楽にキルが取れ、かつ自身が死ぬ必要もなかっただろう。結果的にRivenが上手くフォローしてくれたが、これはVladのダブルキルになってもおかしくない状況だった。

 さらにVladも焦ったのかmidのプッシュが不十分だったためこちらのタワーまで達せずロストを少なく抑えられている。この際のリコールでダークシールを買ったのが割と謎…

 

 11:40~ここのウロウロはだいぶ無駄な行動。かなり無理なダイブをしているtopが心配になったのだろうが、仮に敵のjgが表れてもVel'Kozにできることはあまりない。素直にmidのタワー下のVladにハラスするほうが良い。

 

 Vladを落としたあと12:30~付近からtopの2v2の状況を見てすぐにフォローに走ったのは素晴らしい。TrynやCho=Gathが育つのを防ぐのはVel'Kozにとっても非常に重要だ。ただここでもスキルを焦って撃ちすぎている。Eが当たっていればRivenは落ちなくても済んだかもしれない。急がず丁寧に狙って当てるほうがきっといい結果になる

 その後明らかに倒せないにも関わらずフラッシュを切ったのはかなり不味い失敗。せっかく相手がフラッシュを切ったのに倒す算段がない状態でがむしゃらに出してしまうのはもったいない。スキルの撃ち方含め一度戦闘の前には冷静になったほうが良い。

 

中盤~

 15:10~botへのローム。非常に良い判断。jgが寄っていて、敵のjgとmidの位置も完全にわかっているので仕掛けるには絶好のタイミング。その後のシージにおいてもポークによりしっかりとゾーニングできているためgood。

 ただその後のドラゴンラッシュは明らかなオーバーステイ。コールしているわけではないが、バックピングを鳴らして寄らずに帰る素振りを見せれば味方もあきらめるだろうシーン。ここで少し時間をロスしたのはもったいなかった。

 

18:55 RIP Flash:(

 

 19:15~midタワーがロストしたあとの戦闘。タワーがある状態ならまだしも、折られたのに入るのはあまり意味がない。Cho=Gathでは溶かしきるのは難しく、Tristはキャッチするのは難しいので強引に行くべきではなかった。どちらのチャンプもVel'Kozのチャネリングをストップできるスキルがあるので集団戦では立ち位置には気を付ける必要があると分かるシーンでもあった。

 

終盤~

 24:45~バロンラッシュ。コールの判断は置いておきます。ソナに全スキルを叩き込むのは少しもったいない。優先順位としてはTristだが彼は何故かバロンに飛び込んで自殺している。次にスティールができるCho=Gath。QやEはここに撃ちたい。Vladも特段自身を狙っているわけではないので、スキルを撃ちながらKiteして無駄にダメージを貰わないようにしたいシーンだった。下手すれば落ちていて、topのタワーを折ることはできなかったかもしれない。

 

 26:50~かなりもったいない判断。すでにレイトゲームになりつつあるこの時間帯のTrynにバーストダメージタイプのVel'Kozは勝ち目がない。さらに相手は1人ではない。Eは幸いヒットしているのでスキルを撃ちながら後退してViやRivenと合流すれば逆にベイトできたかもしれない。

 

 29:20~集団戦。1つinhbitorを取っている状態で相手はほとんど有効打を打てなかった。耐えて、最高の状態から集団戦が始まり、ultも見事な決まり方。

 

 31:30頃。Rivenが非常に良いコールをしている。topとmidが押している状況下で両topはtpなし。バロンまで1分という状況でbotを押しておくことは非常に大きな意味がある。相手は迫る2レーンのスーパーミニオンの対処に加え大きなウェーブになったbotにもプレッシャーを受ける。ただしその後謎の行動で4v5に。自身の立ち位置もかなり悪かったが相手が全くJinxをフォーカスしていないため集団戦に勝利した。

 ただ、中盤のmidタワーが折れた後の攻防でも見られたが、ultを即座に止められている。特に敵が集合している状況でもなく、Trynが横合いから向かっている状況ではよい選択肢ではない。結果的にはこのultのゾーニングで敵のフォーカスが分かれたともいえるが、理想的な形ではなかった。

 

◎総評

 寄りの早さやマップの確認などマクロへの意識は非常に高く良い。十分にゴールドになれるゲームへの理解度がある。ただ単純な操作や集団戦での立ち位置、チャンプの理解度などはまだまだ改善の余地がある。

 

最初なので勝手が分からず感想を述べただけみたいになってしまいましたが、参考になれば幸いです('ω')