Worlds 2019 SF前 メタ概況
SF前にメタまとめ。ほぼ自分用です。
☆Bans
QFまでで66試合行われたがパンテオンは全試合BAN。そのうち58試合で赤サイドの1stでバンされている。後述する現在のtopレーンに求められる役割を大きく満たす上に、jgにもmidにも出せるフレックス差からブルーに1stピックされることをすべてのチームが嫌がっている。2ndフェーズまで漏れたことは未だ1度もない。
Banランキングでは2位にキヤナが入っている。これもjgとmidがフレックスでき、パフォーマンスが高いため。ただし登場した試合の勝率は50%。
☆メタ常連Pick
Top:GP、レネクトン、ジェイス
jg:リーシン、グラガス、エリス
mid:ライズ、アカリ、ケイル、ルブラン、シンドラ
adc:カイサ、ザヤ
sup:ノーチラス、ラカン、レオナ、スレッシュ
Top:
GPが22試合と1/3の試合で登場。主にジェイスやケイル、アカリといったフレックス先出しに対し安全なレーニングをできることや、ultで小規模戦を援護できるため序中盤にフォーカスしたチーム構成にするときにはよくピックされる。また、先出ししても安定なので1stピックフェーズで登場することも多い。
次点にレネクトンがあり、非常に多く先出しされている。ケイルやジェイスなどに対し序盤ドミネートできるため。ただしバン率もパンテオン、キヤナに次いで高い。
それ以下にはジェイス、ケイル、ブラッド、アカリが続く。SFに出ているプレイヤーは特にTheshyとKhanがスプリッターが得意なのでフィオラの登場回数が増える可能性はある。
jg:ピック率トップの3人がマストのメタ。CCを持ち序盤から盤面を動かすタイプが好まれている。今回のworldsはかなりjg差が出るので、序盤から試合をコントロールできるこの3人が強い。これ以外だとレクサイとJ4が2nd tierとして登場することが多い。
mid:ライズがピック率1位。今大会のmidはどちらかといえばサポーティブな動きを求められていて、ライズのプッシュ力やスケーリングが評価されている。その他アカリ、ルブラン、シンドラなどお馴染みのmidが多く出てきている。ケイルがmidに出てくるのもサポーティブ&スケーリングタイプだから。
adc:カイサ・ザヤ以外はあり得ないレベル。プッシュが早く自衛能力が高いチャンプ以外は人権がない。つまりこの二人以外いない。2nd tierにエズがいるが、まさに2nd tierなのでこの二人には全然勝てない。
あまりにもbotのスキル差がある場合はハイマー、シンドラなどでお茶を濁す光景も見られるが、SF以降はほぼないと思う。
sup:今大会一番重要かもしれないロール。ノーチラス、ラカン、レオナ、スレッシュ、アリスターとエンゲージやピックアップに強いタンクばかり出てきている。
ラカンはザヤとのコンビかコンビにならないように取るのがほとんどで、盤面に片方しかいない試合はこれまで2試合しかない。
ラカン以外はタンクエンゲージャーで、特に対象指定ultのあるノーチラスが好まれている。ほかの3人もザヤカイサしかほぼ出ないbotに対しては影響力は少し落ちるが、より集団戦にフォーカスしたチーム構成であればノーチラス以上の成果が出せる。
supがピールしないメタなので、adcがザヤカイサだけになってしまっているという一因でもある。
次回iGvsFPX見どころ解説